八木原さんの講演に皆さんから好評をいただきました。
多くの犠牲を払ってまでして、より困難なルートをたどって登頂を達成する登山家の姿勢に共感を覚えたものと思われます。
日本山岳協会会長の職を目指していたのかとの私の愚かな問いに、専務理事まではなりたかったとのことでした。頂点には彼の人望が押し上げたに違いありません。会社の帰りに居酒屋で上司の悪口を肴に酒を飲んで過ごしたサラリーマン時代の私でした。
八木原さんのスケールの大きさや鋭い感性を、彼の温かさが包み隠していると感じることしきりです。
(すがじい)