2016年8月12日金曜日

オレオレ"シュ"ギ

皆さんは、ネパールの好きなところや嫌いなところをお持ちですよね。私も「どこが好きで長年この国に暮らしているのか」聞かれることがあります。ミッションもあるのですが、好きでなければ長年暮らせません。


好きなところは何といっても《ゆるゆるの社会》でしょうか。あるいは《いい加減さ》。あってないような《ネパリ時間》、《フンチャ・フンチャ》で何もしない社交辞令。ずぼらな私にとってこんな心地よいことはないのです。


ところが、最近気付いたのですが、都市に住むこの国の人たちは、想像もできないほどストレスを感じているようです。ネワールの友人に聞いたのですが、家庭で親は子供に「一歩家の外に出たら他人に負けるな」と競争心を教え込むのだそうです。自己主張にしのぎを削る《オレオレ主義》では世の中ギスギスしないでしょうか。


(スガジイ)