2016年6月10日金曜日

手にし得ぬ復興資金 ~ドラカ・ラドゥックVDC~

昨年512日に起きた地震の復興の進展を視察しに、ドラカ郡ラドゥックVDCに行ってきました。従来構造の家屋のほとんど全ては倒壊しており、村民はトタン板囲いの仮設住居に暮らしています。
ラドゥックVDCは住宅資金の無償支援20万ルピー配布のモデル村として、政府に委嘱された銀行がシンガティバザールで第一回資金5万ルピーを供与したと報道されています。家屋損壊評価を終え、証明書も発行されているのですが、村民のほとんどが資金を受けていないようです。
私も仮設住居に泊めてもらい、村民の集会を傍聴し、地方の政治家、ジャーナリストや村のリーダーたちと、夜遅くまでロキシーを酌み交わしながら村の再興の話を聞かせてもらいました。

(スガジイ)