2017年5月19日金曜日

経済交流再始動元年

先日、北海道十勝の経済ミッションが来ネされました。ジョシ工業大臣主催のレセプションでは、お持ちになった製品の展示会がとても好評でした。ハイテク製品でなくネパールの人たちにも身近に感じられる商品を中心としていたからであると思われます。

ジョシ大臣は、パルバティヒンディー(山地部のインド起源の人々でバフン、チェットリ等)が主要ポストを占めるネパールの政界にあって、数少ないネワール族の有力政治家として期待を背負っている人です。また、高潔な性格をもって国民の信頼を得ています。私も当日親しくお話しさせていただきましたが、政府開発援助にも精通されていらして話題が尽きませんでした。

日本人会商工部会が今年度は安藤ハザマの猪狩所長を部会長として出発しました。

10年ほど前の部会活動は、日本フェアを催したり、ネパール商工会議所連合会(FNCCI)をはじめとする財界幹部と意見交換の場を持ったりしました。旅行業分科会が観光大臣に空港施設改善提案をして、いくつかが間もなく実施に移された成果もありました。このようなウインウインの関係を築くことで部会がますます発展していきます。猪狩部会長はじめ会員の皆様のご健闘をお祈りする次第です。

さて、十勝経済ミッションの皆様とは、大使閣下のお計らいで大使公邸にて日本人ビジネス界の皆さんが意見交換しました。私もネパールへの投資を中心にビジネス事情をご進講申し上げる機会をいただきました。このような機会を通じてネパールへの投資の機運が促進されれば、在住日本人のビジネスのプレゼンスも大いに隆盛することに違いありません。

(スガジイ)