2018年1月12日金曜日

1月12日

新春の知らなかった体験三題、時代遅れで恥ずかしながら。

ウイーンフィルの《ニューイヤーコンサート》がNHKEテレでライブ放送されました。《紅白歌合戦》のような恒例行事で新鮮味もなく、毎年出るCDで聞いていましたが、それでも最後の定番2曲「美しく青きドナウ」と「ラデツキー行進曲」をきくと彼の地に憧れます。驚いたのは5日の新聞に来年の鑑賞ツアーの募集広告が載ったことです。12名限定です。ツアー料金が150-200万円なのにさらにびっくり。コンサートホールの日本人と思しき観客が少なからず映し出されていました。ネパールに西洋クラシック音楽が普及するのにはまだ時間を要しそうです。

妻の実家に新年のあいさつに行く小田急線の中の出来事です。近くの席で突然とてつもなく大きなアラーム音が鳴り響きます。事故でもあったのではと心配になります。車内放送で地震の発生の知らせがなされました。スマホのアラーム音であったようです。地震の初期動を検知して警報を伝えるサービスがあるのを知りませんでした。震源地は茨城沖と富山西部の同時刻の発生です。その晩遅く千葉県西部を震源とする地震と明け方の伊豆半島沖地震を自宅で感じました。

ネパールでは頻度は低くとも規模が大きいのでこのサービスは有効かも。洪水予警報システムはあります。ロルパ氷河湖を水源とするタマコシ河に整備されています。氷河湖決壊による洪水から住民を守るためのもので、数年前誤作動により住民が避難したことがありましたが、住民のシステムへの認知度、信頼度が高いものと確信しました。

最後は新宿のデパ地下の話題です。私もデパートで買い物はしますが、食料品売り場には縁遠いものがあります。まず人ごみに息が詰まります。多くが女性の買い物客です。お総菜コーナーを見ます。折詰ご飯の店が20近くあるでしょうか。それぞれ特色あるメニューを売りにしてどれをとっても食べたくなる趣きです。販売競争を想像するだけで圧倒されてしまいます。

我がカトマンズにもファーストフード店が増えました。ダルバート、インド料理、モモが代表でしょうか。セクワやタースの店先の匂いもなかなかです。目で見て楽しめる料理の工夫が望まれます。


(スガジイ)