2016年9月16日金曜日

Mass Rejection

先日、事務所の玄関先に傘の修理屋が来ていました。私の子供のころは、日本でも当たり前の風景でした。鍋の穴の修理もしてくれました。今では死語になりましたが、鋳掛屋(いかけや)と呼んでいました。


デジカメが壊れたので、修理のため日本に送りました。見積もりが来てびっくり。なんと新品価格より高いのです。マスプロダクションで如何にコストを下げるべく効率化を図っているかが実感されました。


40年前には、カトマンズの路上でウイスキーの空き瓶を売っている露天商があちこちにいました。今ではプラスティックのボトルの大量消費時代となり、ごみの廃棄に頭を悩ましています。首都の中央を流れるバガマティ川の両岸はゴミだらけです。清掃キャンペーンを続けていますが、一世を風靡した「臭いにおいは元から断たなきゃダメ」というTVコマーシャルを思い出しました。


(スガジイ)